2018年1月18日木曜日

排気管にサーモバンテージを巻いてみた

サーモバンテージは車等の排気系に巻く断熱材です。エキゾーストマニホールドに巻けばエンジンルーム内に漏れる熱が減り吸気温度を下げることに役立ちます。それ以降のエキゾーストパイプに巻くと排気管の放熱を抑え、高い温度を保ったまま排気することが出来ます。
排気管内でガスが冷却されるとガスは収縮し密度が上昇、簡単に言えば流速が落ちて排気効率が下がります。これを回避するためにサーモバンテージを巻きます。

ジムニーの場合、そもそもエキマニに巻けるほどの場所がないので必然的にフロントパイプかセンターパイプに巻くことになります。

最初に言っておきますが、車の下に潜って巻くのは結構めんどいです。かと言って一回パイプを外して巻くのも面倒くさいのでどっちもどっちですね。

※巻くときは細かな繊維が結構出るので、マスク、ゴーグル、手袋、作業着は必須です。おまけにまとわりつくのでなるべく使い捨てのものがお勧めです。
説明書にもありますが、巻く前にバンテージを濡らして繊維の飛散を抑えます。それでも結構出ますが。

さて、巻きます。ちなみにサーモバンテージは玄武岩繊維で耐熱温度800℃です。

フロントパイプ側
ステンレス製の結束バンドが付属していましたが、強く締め付けることが出来ないので両端はホースバンドで固定することにしました。

センターパイプ側

この季節、マフラーが冷え冷え&バンテージを湿らせてるので手先がめっちゃ冷たくなってほぼ手の感覚がなくなるほどでした。寒い日にこんな作業やるもんじゃないですね…

テスト走行、しばらく走って排気系が十分に温まってくると効果が出始めました。回転数で言うと2500回転を超えたあたりからトルクが増してスムーズに加速します。加速で前の車についていくにはいつも0bar付近でブーストがギリギリ掛かるかどうかというところなんですが、今は-0.1~-0.2bar付近のバキューム圧で同等の加速ができるほどに、これは期待以上です。

しかし、効果が出始めるのは排気系に十分熱が入ってからで、普段のチョイ乗りではほとんど温まらず効果を発揮できません。まあ、遠出するときだけ本領発揮という楽しみが増えますね? あとは耐久性ですね、どれくらい持つかな?


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