2017年11月18日土曜日

二度目の車検

先日、納車後2度目の車検を迎えました。



そして、車検でなんと一部のパーツが引っかかりました…。(まじか…)

引っかかったのは二つ、
・サイドアンダーミラー
・デイライト(※その他灯火類)

理由を聞きました。
まずサイドアンダーミラーは、純正に変わってフェンダーミラーを着けたこと。
「フェンダーミラーを着ける」こと自体は保安基準を満たせばOKみたいです。
問題は純正サイドアンダーミラーを外したこと。どうも出荷時の型式認証?というものでパーツを決められているらしく、視界の規定を見たした社外品に付け替えてもダメ見たいです。外さなければ良いわけですが、これの場合後付けのフェンダーミラーが邪魔になるので結局外さないといけないわけです。こんな時の為に純正ミラーをしっかり保管しておいて正解でした。
右側のフェンダーミラーは保安基準を満たしてるので外さなくてもよいとの事でしたが。かなりアンバランスな感じなので取り外すことにしました。

そしてデイライト
※デイライトとしていますが、明るさが300カンデラ以下なので扱いとしては「その他灯火類」に入ります。
引っかかったのは灯火のタイミング、ライトはACC(アクセサリー電源)に繋いでましたがこれが問題みたいです。エンジンが始動していない状態で「その他灯火類」が点灯してはならないみたいです(ヘッドライトとかフォグランプは普通についちゃうんですけどね…) つまりエンジンが動くIG(イグニッション電源)に接続すればOKということ点灯の問題については別途書きました。→http://hilen01.blogspot.jp/2017/12/2.html (※IG電源でもスタート前に点いてしまう模様)幸いすぐ外せる状態にあったので事なきを得ました。

二点をすぐ修正して車検は無事パスしました。

うーむ…しっかり調べたつもりでしたが、十分ではなかったという事ですね。まあ勉強になったので良しとしておきましょう。

新型 自作デイライト→

2017年11月7日火曜日

TS050 ハイブリッド 2017 ロードラッグ仕様

東京モーターショー2017 TS050パート

TS050 HYBRID 2017 8号車 ロードラッグモデル(ルマン仕様)

フロントが切り立っているのがロードラッグ仕様の特徴なのは相変わらずです。ぱっと見ヘッドライト以外に去年と大きな違いはないように見えますが、空力のレギュレーションが変わったので中は結構違う模様。

フロントリップスポイラーの取付位置は去年以上に高くされ、ディフューザーのサイズもより小さくされました。
ダウンフォースを減らすのが目的でしたが、メーカーの必死の開発によりダウンフォース量は昨年以上に向上、パワーユニットの改良によってラップタイムも上がり、ル・マンでは小林可夢偉が3分14秒791というルマン史上最速のラップタイムを記録、去年より4秒ほどラップタイムが落ちるとされていましたが、遅くなるどころか5秒近く早くなっており、とんでもない進化を遂げたことが分かります。

去年と異なるあれこれ
フロントカウルの位置が高くなっています。
2016年(ハイダウンフォースモデルですがカウル位置は変わらず)
より多く空気を入れてダウンフォースを増やしたい考え

サイドポンツーン下がえぐられています。サイドインテークも新たに設けられていて、ここへ流れた空気はディフューザーの上部から排出されるみたいです。ディフューザー上部にはガーニーフラップがあるのでそこにより多くの風を当ててディフューザー性能を向上させるのが狙いだと思いますが、見えないところで他にも何かやってるかも? 残念ながらステージでの展示でリアを回り込んでみることはできませんでした。
ちなみに2016年モデルはこの通り、何もありません。

ラテラルダクト部分のターニングベーンはなくなりました。スリップして横を向いたときに車体が浮く可能性があるとかで禁止されました。

去年の↓
これまで見えなかったサイドポンツーンのインテークが見えるようになり、いよいよ皮を被ったフォーミュラカーっぽくなってきました。

フロントフェンダー後部に気になるえぐれを発見
ハーフパイプ状になっていて後端はしめられてるので、たぶん渦流を作るためだと思います。サイドシルをギリギリ流れる感じで、ボディ下へ乱流が入るのを防ぐのが狙いでしょうか?

アンテナ類
後端の膨らみはリアビューカメラです。ポルシェ919ハイブリッドにもついていて生中継で時折ここの映像が使われます。

昨年はHIDを使ってましたが、全てLEDに置き換えられました。LEDになったことで軽量化も果たしています。
去年↓

ちなみにワイパーってどんな形してるんだ?と思ったら割と普通でした。

ステージ展示だったので取れたのはこれくらいです。また展示機会があったら撮影しに行きたいところ。