2016年11月22日火曜日

電磁カタパルト実験のまとめ

レールガン3号機(電磁カタパルト)に入ってからの実験を動画にまとめました。



これといって進展がなかったので本当は動画を作る予定ではなかったのですが、前回からかなりブランクがあるので動画編集のリハビリも兼ねて作りました。

失敗も貴重なデータです。次からはカーバッテリー等を導入出来たら使っていこうと思います。

2016年11月13日日曜日

サイドミラーバイザーの試作

雨天時のミラーの視認性低下対策に、試験的に自作のバイザーをとりつけ。
0.5mmのPETを両面テープで張り付けただけです。千円もかかってません。
運のいいことに?早くも雨が降る日があったので試しに走ったところ、そこそこ雨をしのいでくれます。
両面テープの丸見えはさすがにダサいので申し訳程度にカーボンシートで隠しました。

ちなみにサイドミラー部分での空力改善にもならないか試してます。役割としてはルーフスポイラーと同じで、大きな乱流の発生を防いで直進安定性を向上させる狙い。まあ効果があったとしても体感できるほどの差にはならなそうですが。

あとは耐候性ですね、どれくらい持つでしょうか

2016年11月8日火曜日

アルミテープの件

ちょっと前にトヨタがアルミテープに関する情報を公開しましたね。なんでもアルミのテープを貼るだけで空力性能が改善されるとか。 んな馬鹿な...とは思いましたがトヨタが純正で採用して特許を取得するというのだから嘘ではないだろうと。

素人な私が解説をしても誤解を招くだけなので詳しい説明は他のを参考に。

参考記事
・トヨタの”オカルト”チューニング
アルミテープで走りの味が変わる!? トヨタが新技術を公表「みんなで試して」

要するに飛行機で静電気を逃す放電索と一緒ですね、役割はちょっと違いますが
で、ここからは自分の解釈と考えなんですが、(違ってたらすいません)

空力が”良く”なるのではなく、本来機能するはずだった(静電気によって損なわれた)空力性能を取り戻す。

つまりこれは、元々空力を考えてデザインされた車でこそ効果を発揮するという事です。
(最近の車はミニバンやSUVでも空力を考えて作っているので効果はあるかと思います。)
逆に、そもそも空力を考えられていない車では効果がない(ゼロではないと思いますが極めて低い)ということです。

例えばこういう車。
空力?なにそれおいしいの?

はい、私の車、AZオフロード(ジムニー)です。オフロード走行に特化した車です、はなから空力の事など考えられてはおりません。アルミテープによる効果は期待できないでしょう。

...とはいえ、手元にアルミテープがあるので、実験は殆どタダも同然。試しても損はありません。
という訳で私もテープを貼って試すことに。 トヨタが勧める場所にそれぞれアルミテープを貼り付けます。

前後バンパーの裏、ステアリングコラムの裏、フロントガラス。

丁度良さそうなでっぱりがあるのでそこにも貼ってみました。

ちなみにこんなところにも貼ってみました。

エアクリーナーボックス。ここは大量の空気が流れるので、吸気の入り口を狭めるように静電気が振る舞うのではないか?(つまり吸気の抵抗になるのでは?) ターボ過給時はなおさら空気の量が増えます。

で、一か月程乗って試しましたが、残念ながら効果は得られず、まあ予想は付いてましたが。

ジムニーみたいな車で空力を改善するならアルミテープよりボルテックスジェネレーターの方が効果的ですね。

2016年11月7日月曜日

エンジンコーティング剤 REWITEC PowerShot

エンジンの長寿命化とパワーアップを測るためにパワーショットというエンジンコーティング剤を投入してみました。

REWITEC(レヴィテック)はドイツのメーカーで、日本ではレーシングドライバーのミハエル・クルムさんが代表を務める代理店で販売しています。


で、このパワーショットというのは、エンジン内の摩耗を修復しつつ、シリンダーやピストンを”シリジウム”がコーティングし、表面にセラミックの膜を作ることで摩擦を軽減、部品の長寿命化や、パワーアップ、そして燃費の向上に貢献します。

シリジウム(silicium)はラテン語でケイ素、シリコーンの元になってる奴ですね。

いわゆるエンジンオイル添加剤はたくさんありますが、その中でこれを選ぶに至ったのはこの動画を見たからです。


RB26エンジン?のR32 スカイラインGT-Rに投入、コーティングしただけで約17馬力もパワーアップしたという測定結果が出たからです。そりゃ試すしかないでしょと。

投入方法は簡単、まず15分ほどエンジンを暖気、
エンジンを止めてパワーショットをエンジンオイルを入れる場所から投入
15分ほど走行をして慣らしが完了

660ccの軽エンジンでの投入量は僅か60mlなので、オイルを抜く必要もなし

1000km程走るとコーティングが完了しますが、1500km走るまではエンジンオイルの交換を避けてくださいとのこと。

投入後、ちょうど高速を走る機会があったので300km程走行しましたが、早くもコーティングの効果が出始め、エンジンがスムーズに回るようになりました。また低速時の回転数がさらに下がりました。40km/hの巡航で1900ほどだった回転数が1700回転程までおち、さらには1500回転にまで迫ろうかというほど低速でのトルクが上がっています。(【AZオフロード】ジムニー JB23 7型 4速AT)

さらに一度コーティングすれば通常の使用で約5万キロ効果が持つんだとか

このパワーショット、排気量に比例して投入量を増やす必要があるので60mlのSサイズ(購入時6480円)で済む軽自動車にはかなりコスパの良い代物ですね。

気になる燃費ですが、高速を300km走った後での燃費は12.9km/Lとまずまずでした。ただ、投入前に150km程街乗り(ちょい乗り多め)をしていたため、高速巡航燃費は結構良かったのではと予想しています。街乗りを10km/Lで計算すると、投入後の燃費は15km/L程に、以前高速で14.3km/L(フューエル1投入時)を記録しているのでありえない数値ではありません。
これは状況に応じてもっと正確に燃費を測定するためにデジタル燃料計が必要そうですね。

ATのジムニーで15km/L達成なるか?

追記:1500km以上を走行し、パワーショットのコーティングが完了した後で高速を走った所、13.7km/Lに、15km/Lには届きませんでしたが、これまで平均して12km(高速燃費)で、街乗りでもリッター10km出るようになったのを考えると、効果は十分にあるようです。

2016年11月5日土曜日

インタークーラーの簡易エアガイド

インタークーラーにエアガイドを付けて走行テストをしていました。

試作中のエアガイド

ジムニーはインタークーラー本体とダクトの間に結構隙間があるので取り込んだ空気が漏れて効率良く冷却ができません。そこで空気を逃がさないようにガイドを設け、低速から効率の良い冷却ができるようにします。

最終的にこのようになりました。
ダクト側にアルミ板(0.5mm)のガイドを設置。インタークーラー側にアルミアングルを設置して空気をインタークーラーへ導きます。
試作のエアガイドだとエンジンの振動でダクトとガイドが擦れてしまうので、ガイドが当たらないように上下に分けています。


効率良く冷却するとは言ったものの、通常の走行で体感できるような差はありません。高速で巡航してるときは恩恵があるかも?

エアガイドの改良→