2016年5月1日日曜日

【久々の】電磁カタパルト射出実験 05

長らく放置プレイをキめてた電磁カタパルトの実験、久々の再開です。


ここ最近AZに完全に浮気してましたからねー。いや申し訳ない。

前回までの実験で電流が大きすぎること、それによる放電が早すぎることが問題でした。そこでコンデンサバンクを400v 120000μF から 80v 400000μFに変更して実験してみます。スポット溶接に使った奴ですね。低電圧で大容量なので(数ミリ秒の差ですが)長期の放電に適しています。
ただ、0.4Fという大容量とはいえ、80v時のエネルギーは(推定)1280Jとエネルギーは少ないです。まあやってみなければ分からないこともあるので、試してみます。


結果はこうなりました。


放電後に26vほど残っていたので使われたのは1.1kJ弱、それでも結構アーマチャが溶けてます。動画を見た感じだと、レール突入時点で放電が終わっています。今回インダクタを挟まずに実験してみたのですが、80vでも挟んでおかないとだめですね。

電流が大きいことに変わりはないですが、以前よりは比較的少なくなっています。
上が前回使用したアーマチャで下が今回のアーマチャです。溶け方が異なってます。前回のアーマチャは一部が瞬間的に蒸発したような溶け方をしていますが、今回のは全体的に溶けた状態になっています。放電時間が数ミリ秒伸びたことで比較的小さい電流が流れ続け、全体が発熱し溶けたことを意味していると思われます。

言い忘れてましたが、動画を見た感じだとプロジェクタイルが若干加速されているようなのです。

次はインダクタを挟んで試してみます。

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