2016年5月29日日曜日

フューエルワン 投入

エンジン洗浄剤でお馴染みのワコーズ フューエルワンを買いました。


添加剤のプレミアムパワーもセットになっているものを購入。給油したばかりで燃料はほぼ満タンに近いので、そのまま投入します。


走行距離が多い場合はフューエルワンの投入を二連続で行った方が良いと書かれてますが、まだ35000km程なので、1本で十分だと思います。もう一本は次の洗浄のためにストックしておきます。(数万km先の話なのでいつになるやら;;)

洗浄剤なので投入中は燃費が落ちるそうですが、走ってみた感じでは特に変化はありません。次の給油後にどれだけ変化があるか楽しみです。

結果はこの記事に追記予定。 だいぶ先の話になりそうですが。

自作エアファンネル ver2

3Dプリンターのセッティングがうまく決まり、大きいサイズでもABS出力ができるようになったので、エアファンネルを再出力してみました。


最初に作ったPLAでは、加工性が悪いため表面の処理が完璧ではありませんでした。
PLAは硬く、ヤスリ掛けしても表面に凹凸が残ってしまっていました。

ABS樹脂はアセトンを使うと溶かすことができるので、これで表面を滑らかにします。調べによると、気化したアセトンでもABSを十分に溶かすことができるとのこと。 ネットにあったやり方を参考に私も表面処理をしてみます。


アセトンで溶けない金属やガラスの容器に、ペーパーで壁を作るように敷き、アセトンを染みこませます。樹脂に直接アセトンが触れないようにアルミホイルを敷きます。あとはアセトンが容器内に充満するようにラップで密封します。 こうすると気化したアセトンが万遍なく行きわたり、表面が綺麗に溶けるようです。 あとは放置すること数時間.....


樹脂の一部が溶けてしまいました(汗)


アルミで遮断していたつもりでしたが、気化したアセトンがアルミに触れて再び液化し、アルミと接触していた部分がふにゃふにゃに溶けてしまいました。全体的にアセトンで軟化しているので、硬化するまで待って、加工しました。


溶けた部分はカット、ペーパー掛けをして表面はツルツルになりました。黒く塗装してあるのは凹凸を確認するためです。

取り付けます。


ぶっちゃけ違いは全くないです。ブースト圧を上げて過給量が増えれば違いが出るかもしれませんが、ブーストアップする予定も高回転まで回すつもりもないので殆ど自己満足です。

ちなみに、吸気ホースを外してファンネルを直付けしたらどうなるかを試してみました。


結果は全く変わりませんでした。3000ちょっと回しただけでそのあとの事は分かりませんが、もっとレスポンスやパワーアップさせるなら社外製のエアクリにした方が早いですね。

2016年5月4日水曜日

SONY HDR-AS200V アクションカム

この度ソニーのアクションカム HDR-AS200Vを導入しました。


先日の実験でも使ったものです。もともと車載用に買ったカメラなんですが、最大240fpsで撮影することもできるので、実験でも度々使うことになると思います。

電磁カタパルト射出実験 06

前回の宣言通り、インダクタを挟んでみましたが、まさかの途中で停止するという結果に


電源は今回も80v 400000μFのキャパシタバンク。インダクタは許容する電流とかを考えて作った方が良いのですが、今回は以前作ったインダクタを流用して様子を見ます。

400vのキャパシタバンクで使ってたものです。すべて接続し、カタパルト本体を含めたインダクタンスは310μHです。さらに全体での抵抗は0.5Ω、かなり電流が抑えられます。が、押さえられすぎたようで、全く加速せず途中で停止するという結果となりました。

ハイスピードカメラで確認すると、突入時にわずかなスパークがあったものの、レール、アーマチャ共に全く損傷していませんでした。
さすがに抑え過ぎてしまったようなので、インダクタを半分(164μH / 0.28Ω)にして再度実験するも、またしても停止。スパークはさっきより大きく、アーマチャに若干の損傷があったものの同じく加速されることはありませんでした。

これは今回の実験で計測した放電波形です。左が一回目、右が二回目です。さらに青い波形はレール側を捉えたもので、赤い波形はコンデンサ側につないだものになっています。(コンデンサ側の波形ですが、なぜか極性を合わせてプローブを繋ぐと正しく計測されず。極性を逆にしたら表示されたので波形の上下向きが逆になっています)

一回目の方がやはり放電時間は長くなっていますが、これは全体の抵抗によるところが大きいと思われます。しかし、なぜかインダクタを減らした二回目の方が立ち上がりが若干遅く(0.3ms)なっています。あと二回の計測ともにピークまで立ち上がる直前で一度下がっているのも気になります。もしかしたらレール突入時のスパークと関係がある?

何にしても、1.2kJ弱のエネルギーではパワーが足りません。さらに十分なエネルギーを確保しても、それに耐えうるアーマチャを作るのは現状の仕様では困難です。 これはまた新しい仕様のカタパルトを作らないとだめかもしれませんね... 次を考えるともっとデータが必要です。まだ試したいことも色々とあるので、この型での実験はもうしばらく続きそうです。

2016年5月1日日曜日

【久々の】電磁カタパルト射出実験 05

長らく放置プレイをキめてた電磁カタパルトの実験、久々の再開です。


ここ最近AZに完全に浮気してましたからねー。いや申し訳ない。

前回までの実験で電流が大きすぎること、それによる放電が早すぎることが問題でした。そこでコンデンサバンクを400v 120000μF から 80v 400000μFに変更して実験してみます。スポット溶接に使った奴ですね。低電圧で大容量なので(数ミリ秒の差ですが)長期の放電に適しています。
ただ、0.4Fという大容量とはいえ、80v時のエネルギーは(推定)1280Jとエネルギーは少ないです。まあやってみなければ分からないこともあるので、試してみます。


結果はこうなりました。


放電後に26vほど残っていたので使われたのは1.1kJ弱、それでも結構アーマチャが溶けてます。動画を見た感じだと、レール突入時点で放電が終わっています。今回インダクタを挟まずに実験してみたのですが、80vでも挟んでおかないとだめですね。

電流が大きいことに変わりはないですが、以前よりは比較的少なくなっています。
上が前回使用したアーマチャで下が今回のアーマチャです。溶け方が異なってます。前回のアーマチャは一部が瞬間的に蒸発したような溶け方をしていますが、今回のは全体的に溶けた状態になっています。放電時間が数ミリ秒伸びたことで比較的小さい電流が流れ続け、全体が発熱し溶けたことを意味していると思われます。

言い忘れてましたが、動画を見た感じだとプロジェクタイルが若干加速されているようなのです。

次はインダクタを挟んで試してみます。