2014年12月21日日曜日

電磁カタパルト用 プロジェクタイルおよびソリッドアーマチャのプロトタイプ

全くプロジェクタイルの案がまとまらず、これではキリがないので、最初は思い切ってシンプルな
形状のプロジェクタイルとソリッドアーマチャにすることにしました。


かなりいい加減なCGですが、コンセプトはこんな感じです。

で、製作したのがこちら


アーマチャのレールと接する銅板は最新のレールガン改修で使わなくなった銅レールをカットして
流用、この電極も皿ネジで固定する方法をとりました。この電極間(アーチ状部分)は0.3mmの
銅板をアーチ状にまげて取り付けています。この銅板の弾力で電極をレールに押さえつけます。
できれば0.5mm厚くらい欲しいですが。今度は加工が難しくなってしまうので、
0.3mmになっています(そもそも家に0.3mmしかないですが)
初回の実験後の話になりますが、太めの銅線でも試してみようと思います。

流線型プロジェクタイルと比較
重量はこれまでで最も重い34.76g、この時点で効率1%(投入エネルギー5kJ)を出すためには
≒53.6m/s(192km/h)だす必要があります。
しかしこの上に発射体を乗っけることになるため、実際はもっと重くなるので効率1%では
とても足りません。軽量化の努力も必要ですが、今この時点で軽量化してもどうせ積載物で
重くなるので、その辺の工夫はもっと先になると思います。
最初は最適なアーマチャ形状の調査を先にやっていきます。

これで一通りの準備は整ったので、何とか年内には初実験に臨めるかな?と思います。

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