2013年2月20日水曜日

もう一度

念のためにもう一度耐圧実験をしてみることにしました。

CIMG3047.jpg

今度は沿面放電が起こらないように余裕を持たせました。
また同じように静電容量を図ると9.5nFになっていました。
(どんどん上がってるけど何ででしょうね)

で、絶縁破壊試験をしようと思ったら、
なぜか昇圧チョッパーの電圧が上がらず(500vまで)
実験が出来ませんでした。
パルスコンのみに充電すると問題なく昇圧するのですが…

自作オイルコンのリーク電流が大きいのでしょうか?
(前回とほとんど条件変わっていないのに何故?)

それと、実験後に静電容量を図ると6.5nFまで下がっていました。
疑問は増えるばかりです。

ちなみに、今確認できている状態でオイルコンを作ると
4Lのブリキ缶を容器とすると、800v 5~10μFにしかならず、
計画は早くも難航しています。

先日Coilerさんからのアドバイスで
誘電体を樹脂系に変えてはどうかとのこと。

やはりメジャーなポリプロピレンが妥当なのでしょうか
PPはクラフト紙と比誘電率はほぼ同じですが、
耐圧が2倍かそれ以上あるので確かにパフォーマンスは高いです。

やっぱり色々と考える必要がありそうです。

6 件のコメント:

  1. 鈴木貫太郎2013年2月20日 6:03

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    コンデンサの容量が小さく電圧が高いと
    テスターの電圧測定レンジを通じて電流が漏れる
    →電圧が測定できない
    なんてこともありますからね。
    電圧測定レンジは入力インピーダンスが1MΩぐらい(かな?)なので
    測定法にも少し注意がいるかもしれません
    (TΩオーダーの抵抗器をテスターにつないだり、測定対象と並列に別のコンデンサを入れて見かけ上の容量を大きくするなど)
    こちらも似たような実験を開始しました
    PETフィルム加工紙TK-2508のみで電極面積100cm^2、重石100gで押さえつけて測定した所1700pFでした。
    誘電体としてグリセリンを染み込ませて再測定した所8000pFまで上がりました。(かなり適当に染み込ませましたが・・・・・・)
    次は松ヤニで固めたものを試してみます。
    本格的な耐圧試験は、これからです

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    コメント有り難うございます。
    テスターで消費されるとなれば1MΩあたりで分圧計測してみます。
    もしかすると昇圧側にも問題があるかもしれませんので
    もっと調べる必要がありますが…。
    実験動画楽しみにしてます。

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  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    誘電体は試してみたところPPが一番良かったです。
    50μmの厚さで10kV弱まで耐えてました。
    容量に関しては、極板面積100cm^2 極板距離50μmのコンデンサで実測したところ約3nFという感じでした。

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  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    コストが気になるところですが、
    やはりPPの方がよさそうですね

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  5. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    お久しぶりです。
    自作コンデンサについてはよくわかりませんが、学校の高圧試験機で
    ダイソーの10枚入り?のクリアファイルの絶縁破壊電圧を調べたところ20kvほどで絶縁破壊しました。

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  6. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    お久しぶりです。
    20kvですか! あれ一枚でよく持ちますなぁ
    データ有り難う御座います。

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